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第7回「中部の魅力を語る なでしこの会」(2/19)

中経連は、第7回「中部の魅力を語る なでしこの会」を名古屋市内にて開催し、なでしこの会メンバーおよび水野会長、事務局役員など21名が参加した。前回の会合から「働きやすさ」について議論しており、千差万別な働きやすさがある中でも、働く環境や制度・マインド面で多くの共通点があることが見えてきた。今回は、それらのマイナス要因と強化・促進すべきポイントについて、女性や若者の“失敗”に対する捉え方やコミュニケーションの重要性などについて活発な議論が行われた。

■参加者からの主な発言
<失敗への過度な恐怖心>
・失敗をするからこそ課題が見つかる。次にどうすべきかを考えることが大切。
・失敗したくないと思う心と失敗を恐れない心の間には大きな差があり、そこを職場環境で埋めていかなければならない。
・部下に対して否定的な発言ばかりではなく、感謝の気持ちやチャレンジを称賛する言葉を伝えていくことが大事。
<女性への行き過ぎた配慮>
・上司の優しすぎる態度がかえって成長の機会を奪うこともある。
・育休から仕事に復帰する際に、キャリアプランに沿って配属先を決めるのではなく、ハードワークは無理だろうという配慮から望まぬ部署への異動になることがよくある。
<社内コミュニケーション>
・縦割りの組織が社内ネットワークの不足につながり、悩みの共有化も妨げている。
・上司と部下の1対1面談などを通じ、プライベートや相談し難いことを話せる機会を設け、部下の心理的安全性を確保していくことが大事。
<上司のあり方>
・多様な価値観を持つ若者の増加や年上部下のマネジメントなど、一昔前の管理職より上司としてのあり方に難しさが増しているため、“上司力”を高める教育が必要。
・一度目の結果が悪くても、繰り返すうちに良い結果を出せることもある。そこに至るまで、我慢し、見守り、機会を与えていくことが大事。
・部下のやりたいことを引き出し、実現できる環境を用意することが上司の役割。

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