MESSAGE FROM
THE CHAIRMAN

会長挨拶

柘 植 康 英

一般社団法人中部経済連合会

会長柘 植 康 英

CENTRAL JAPAN
ECONOMIC FEDERATION

強みを磨き、新しい強みを創る

2026年10月に、中部経済連合会の会長に就任いたしました。歴代会長が築いてこられた歩みを受け継ぎ、中部圏のさらなる発展に向け、重責を果たしてまいります。

豊かな中部から、挑戦する中部へ
中部は強いです。自動車、航空宇宙、工作機械など世界に誇る産業が集積し、中部5県の製造品出荷額は全国の約3割を占め、ものづくりで日本経済を力強く牽引してきました。
そして住みやすいです。道路・鉄道・空港等交通の利便性に加え、比較的ゆとりある住環境や通勤のしやすさ、豊かな自然など、生活面でも多くの魅力を有しています。
「働きやすさ」と「暮らしやすさ」を兼ね備えていることが中部の大きな強みです。
一方、恵まれているからこそ、今の豊かさに安住してはいけません。人口減少、DX・AI、GX、地政学リスクなど、経営環境が大きく変化する今、中部がさらに飛躍できるかどうかの「分水嶺」に立っています。

「守りから挑戦へ」 「蓄えから投資へ」                           日本企業はバブル崩壊後、投資や賃上げに慎重となり、「守り」を優先してきました。しかし今、政府も戦略分野への成長投資を進めるなど、潮目は変わりつつあります。
中部もこの流れをチャンスと捉え、ものづくりの力をDX・AIでさらに磨き、次世代モビリティ、半導体、航空宇宙、ロボット、GX、スタートアップなど、新たな成長分野を育てることが重要です。企業、大学、行政など産学官金の力を結び、新しい技術や事業を生み出し、社会実装につなげていきます。

何より重要なのは「人への投資」                                     人はコストではなく、企業と地域の未来をつくる最大の資産です。
DX・AIやロボットの活用を通じ生産性を高める一方、人はより創造的で付加価値の高い仕事を担う。デジタル・AI人材の育成やリスキリング、賃上げ、柔軟な働き方を進め、若者、女性、シニア、外国人など、多様な人材から選ばれ、能力を十分に発揮できる地域を目指します。

中部5県の力を結集し、挑戦を生み出す中経連へ                       中経連は、5県を一つの広域経済圏として捉え、それぞれの強みを持ち寄り、世界と競争できる強い中部をつくります。
そして地域や会員の声を国への政策提言につなげるとともに、産学官金をつなぐ「プラットフォーム」となり、新たな挑戦や社会実装を後押ししてまいります。

会員の皆様とともに、「中部を強く、日本を強く」。
挑戦する中部、世界で競い、日本の成長を牽引する中部をつくっていきましょう。

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