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フランス共和国ランス市長との懇談(2/14)

フランス共和国ランス市長のアルノー・ロビネ氏をはじめとする同市の行政・企業の関係者10名が中経連を訪れ、水野会長以下幹部と懇談した。

<主な発言>
【ロビネ市長】
ランス市は、古くから西ヨーロッパにおける交通の要衝として、文化や商業の中心として繁栄してきた都市である。首都パリから約130km離れた位置にあるが、交通網が発達しており、パリからの所要時間は高速鉄道で45分程度である。
農業が盛んな地域であり、近年はバイオエコノミー※の実現に向けた取り組みを推進している。また、特産品のシャンパーニュワインやワイナリーのほか、大聖堂をはじめとする歴史的遺産を生かした観光振興に力を入れているため、是非訪れていただきたい。さらには、近隣の自治体と連携の上、スタートアップの育成・支援にも注力している。今後、日本からランス市に進出する企業が現れることを期待している。
【水野会長】
2022年に実施したフランス・スペイン経済視察団では、ランス市に立ち寄っており、荘厳な大聖堂や世界に名高いワイナリーが立ち並ぶ光景はひときわ印象に残っている。また、素晴らしい地域資源がありながらもスタートアップの育成・支援に励まれていることに感銘を受けた。
ランス市と名古屋市は姉妹都市として文化的な交流が長く続いている。また、今後はランス大学と名古屋市立大学が共同でAI分野などの研究に取り組むと聞いている。こうした交流を経済分野にも波及させ、双方のさらなる発展につながることを期待している。
※生物資源やバイオテクノロジーを活用し、経済成長を図る概念。

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