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柘植会長「10月度定例記者会見」あいさつ全文

本日はお忙しい中、定例記者会見にお集まりいただき、誠にありがとうございます。中経連での最初の定例会見で、些か緊張しておりますが、よろしくお願いいたします。

本日、私からは、
・中経連の各委員会委員長の選任
・足もとにおける中経連の取り組み
の2点について、お話しいたします。

中経連の各委員会委員長の選任

はじめに、本日決定いたしました各委員会の委員長についてお話しいたします。
中経連は、今月5日に公表した役員人事を受け、本日開催した総合政策会議において、各委員会の委員長を選任いたしました。新たに、エネルギー・環境委員会の委員長には、中部電力で取締役副社長執行役員を務められます鍋田和宏さん、社会基盤委員会委員長に東海旅客鉄道の副会長執行役員であります宇野護さんに就任いただきました。お二人には、これまでのご経験と広い見識をもとに、中経連の活動に新たな視点と力を加えていただけるものと、大いに期待しております。

足もとにおける中経連の取り組み

次に、足もとにおける中経連の取り組みとして、2点、紹介いたします。

1つ目に、私は、今月上旬の会長就任にあたり、中経連が担う役割の一つとして、「地域や会員の声を集め、ワンボイスとして国へ届ける」ことに注力すると申し上げました。
今月14日には、北陸、関西、中国、四国、九州の各経済連合会とともに構成する「西日本経済協議会」の総会が愛媛県松山市で開催され、人口減少下における成長産業の創出や多様な人材の活躍をはじめ、防災力強化や観光振興、社会基盤整備など、地方創生に向けた共通課題について議論を深めました。
総会では、県域を超えた広域連携の強化やイノベーションの促進、GXの実現に向けた取り組みの推進など、5項目からなる要望事項を決議文として取りまとめました。今後、決議内容を国や関係省庁などへ届け、政策への反映を働きかけることで、「挑戦する人と企業、イノベーションが育ち、日本の成長に貢献する、“強い中部”」の実現につなげてまいります。

2つ目に、中経連は中部5県を活動エリアとしており、各県それぞれに様々な強みがあります。
これらの強みなどを広く紹介し、展開していくことは意義あることです。
中経連の地域活性化委員会では毎年、当地産品のPRを通じた販路拡大や誘客促進に弾みをつけるイベントを開催しています。今月21日に、八十二長野銀行とともに開いたイベントには、米国やカナダなど3カ国の在外公館関係者ら約50名が来場し、長野県が有する発酵食文化や伝統工芸を味わっていただいたほか、出展者と来場者の交流を通じ、産品の付加価値向上に資する気づきを得る機会となりました。
中経連は今後も、同様のイベント開催や機関誌による情報発信などを通じ、中部各地の強みや魅力を広く発信し、当地が誇る観光資源の認知度向上を図ることで、広域観光のさらなる振興に貢献していきたいと思います。

おわりに:アジア・アジアパラ競技大会の閉幕

最後に、一昨日の24日には、愛知・名古屋アジアパラ競技大会が閉幕いたしました。先のアジア競技大会を含む両大会は、トップアスリートの活躍が多くの人に感動を与えるとともに、国内外からの来訪者による経済効果、都市の魅力向上、バリアフリー化の推進、さらには多様性への理解促進など、大きな成果を残したと思います。こうした成果を一過性のものに終わらすことなく、今回の大会を今後の「呼び水」として、地域の発展につなげていくことが大切だと思います。
来年はアジア開発銀行の年次総会、2028年には技能五輪国際大会が、愛知県で開催されます。中経連としてはこうした国際イベントを「起爆剤」に、戦国の歴史や独自の食文化、ものづくり技術など、当地に息づく「観光の宝」をPRし、国内外の旅行者や多様な人材を惹きつけることで、地域の活性化と「強い中部」の実現につなげてまいります。

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