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第1回イノベーション委員会(12/1)

イノベーション委員会は12月1日(金)、会場(ナゴヤ イノベーターズ ガレージ)およびオンライン形式にて第1回会合を開催し、委員長の青木副会長をはじめ29名が参加した。

委員会に先立ち、デロイト トーマツ コンサルティング合同会社執行役員の北川史和氏を講師に迎え、「VUCA(ブーカ)(※)の時代におけるイノベーションとEco-system(エコシスエム)」と題し講演を開催した。
講演後、青木委員長の挨拶に続き、事務局から、中経連と名古屋市が運営する「ナゴヤ イノベーターズ ガレージ」の活動報告を行った上で、中部圏のイノベーション活発化における課題やスタートアップ・エコシステム構築に向けて、すぐにでも企業が着手できることについて、意見交換を行った。
委員会の冒頭、青木委員長は「超高齢化社会の到来や自動車業界の100年に一度といわれる大変革など、さまざまな社会環境の変化が加速している。10年後、20年後の中部圏経済の発展を見据えて活発な議論を行い、具体的な行動に移していきたい」と挨拶した。
意見交換では、委員から「トップダウンで現場を動かすような、部分最適ではなく、全体最適で考えることにトップがコミットするなど、トップの関わり方が大切」「エコシステム構築においては、単体の事業会社がスタートアップと技術・製品開発に取り組むのではなく、中部圏の事業会社が協力し、築き上げてきた製造技術やサプライチェーンなどのアセットをスタートアップが活用できるエコシステムが望ましい」などの意見が出された。
※先が不透明で将来の予測が困難な状態。Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)Ambiguity(曖昧性)の頭文字を並べたもの。

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