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松本総務大臣等との懇談会(6/29)

6月29日(木)、松本剛明総務大臣、中川貴元総務大臣政務官をはじめ総務省関係者がナゴヤ イノベーターズ ガレージ(以下、NIG)を訪れ、水野会長、中田名古屋市副市長、田中(一社)中部圏イノベーション推進機構事務局長らと懇談した。
懇談の冒頭で、松本大臣は「NIGを視察し、改めて日本におけるイノベーションの重要性を実感した。本日はさまざまな意見を伺い、我々の政策展開に生かしたい」と挨拶した。水野会長は「当施設は名古屋市と中経連が官民一体で運営している。地域が取り組むイノベーションの促進やデジタル化・DXの推進にご理解いただき、一層のご支援を賜りたい」と述べた。
続いて、田中事務局長が施設概要を説明した後、意見交換を行った。主な発言は以下のとおり。

<中経連側>
・NIGは、7月8日に開設から5年の節目を迎えた。これまでは、各種プログラムやイベントの開催を通じ、スタートアップを生み出し、輪を広げることに注力してきたが、中には、大学発のスタートアップも出てきており、彼らの成長を支える視点も肝要と考えている。今後は、スタートアップの「創出」と「成長支援」を軸足に置き、取り組みを強化していく。
・中部地域は、世界有数のものづくり産業の集積地である。この地には、スタートアップや企業が、ものづくりを通して築いてきたテクノロジーや革新的技術が数多くあり、これらを研鑽し進化させることで、常識を超える新たな価値やイノベーションの創出をもたらす可能性を秘めている。
・政府には、スタートアップが事業を進める上でのさまざまな規制への対応などの面でご支援いただき、中部地域で生まれた革新的技術が機動的に社会実装され、日本全体の経済成長加速と社会課題解決をけん引することを期待したい。

<総務省側>
・経済界と行政が、NIGを起点としたイノベーションの創出に向け、官民一体となって取り組んでいることは大変喜ばしいことである。中部地域の特性を生かしながら、地域の発展に貢献するようなスタートアップを総務省としても支援していきたい。
・社内ベンチャーの推進に向けても、政府による支援が必要な場合には、要望してほしい。

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