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駐ジョージア日本国大使との懇談(3/13)

3月13日(月)、外務省の今村朗駐ジョージア日本国特命全権大使が中経連を訪れ、水野会長をはじめ幹部と懇談した。主な発言は以下のとおり。

 今村大使
ジョージアは人口約400万人の国だが、水力発電比率が世界2位であり、同分野には高い開発ポテンシャルを有している。国内の電力需要は賄えていることから、ロシア産化石燃料からの脱却に取り組む欧州諸国へ再生可能エネルギーを供給するネットワークの構築を目指している。
地政学的にはヨーロッパとアジアを結ぶ要衝に位置しており、ウクライナ侵攻で失われた国際的な物流網をカバーするため、黒海とカスピ海を経由する国際物流ルートの構築に向けた取り組みを進めている。ビジネス面では、税制や登記における手続きが容易な国であり、「世界銀行ビジネス環境ランキング2020」ではジョージアは7位(日本は29位)となっている。また、先進技術を擁しつつ伝統を重んじる点で日本の文化に共感と尊敬を持つ国でもある。
日本におけるジョージアの知名度はまだ低いため、中部経済界の皆様に同国を紹介する機会をいただきたい。

 水野会長
ジョージアが地政学的位置を最大限に活用し、経済発展に向けた国際的な連携を進めていることがよく理解できた。今後、ジョージアについて情報発信される機会に会員企業をはじめ多くの方に周知する協力をしたい。

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