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「第7回中部コーディネータ研究フォーラム」(10/7)報告

中経連は10月7日()、「第7回中部コーディネータ研究フォーラム」を開催し、中部5県のよろず支援拠点コーディネータ、支援機関・大学のコーディネータ、中堅・中小企業支援に関する有識者・研究者など13名が参加した。

本フォーラムは、中部圏各地で中堅・中小企業支援をしているコーディネータのネットワーク強化と企業支援力の一層の向上をねらい昨年3月に設立したものである。

 

はじめに、愛知県よろず支援拠点チーフコーディネーターの多和田悦嗣氏から「愛知県よろず支援拠点の活動内容~いかに良い質問をするか~」と題し、自主セミナーを頻繁に開催することで来訪相談者数が全国トップクラスとなったことや、相談者の悩みや困り事をうまく引き出す「よい質問方法」などの取り組み事例をご紹介いただいた。

続いて、()ケーエスケー社長の(健治郎氏、専務の楠 伸治氏から、画期的な放水性能を持つ消防用「からくりノズル」の開発秘話や、特許出願や補助金に関する支援を多和田氏から受けつつ、消防業界を中心に販売拡大に努力していることなどについて、映像も交えてご講演いただいた。

講演後に行った全体討議では、単なる質疑応答にとどまらず、「消防だけでなく民生用や小型の商品も開発・販売するとよいのではないか」「その分野に詳しい人を紹介するので相談してみてはどうか」といった提案やアドバイスが数多くあがり、楠健治郎社長ならびに楠伸治専務から「大変有意義な機会だった」

とコメントをいただいた。

次回は来年1月に開催予定である。

 

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             「からくりノズル」の構造について説明する()ケーエスケーの楠伸治専務

 

 

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