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水野会長「3月度定例記者会見」あいさつ要旨(3/22)

本日、私からは、
・2024年度事業計画
・「日本中央回廊」の効果最大化に資する道路ネットワーク整備に向けた報告書
の2点についてお話しいたします。

<2024年度事業計画>
はじめに、本日取りまとめました、2024年度事業計画について、お話しいたします。
中経連は2021年6月に、2025年までの5年間の中期活動指針として、「付加価値の創造」「人財の創造」「魅力溢れる圏域の創造」を3本柱にした『ACTION2025』を策定し、来年度は4年目を迎えます。
2024年度は、これまで積み重ねてきた3年間の歩みを礎に、アクセルをさらに力強く踏み込みながら、活動の具体化と実行に向けた取り組みを推し進めてまいります。

(付加価値の創造)
まず、「付加価値の創造」に向けては、次世代モビリティ社会の構築やカーボンニュートラルの実現に向けた産学官連携のほか、本年7月に開設から5周年を迎えるナゴヤ イノベーターズ ガレージを拠点に、イノベーション創出に向けた取り組みに力を注いでまいります。
イノベーションの連鎖を生み出すためには、多様性や新しいものにオープンで、熱意を持った挑戦者を惹きつける、魅力ある「まちづくり」を同時に進めることが重要と考えています。
ガレージを起点とした名古屋の栄周辺エリアが、人を呼び込み、活力ある街へと進化できるよう、産学官が一体となってチャレンジしていきます。

(人財の創造)
次に、「人財の創造」にあたっては、わが国で人手不足が深刻化する中、企業の生産性向上に資するDX推進や、外国にルーツを持つ方々が当地で暮らし働き続けるための環境整備に向けた取り組みなどを支援することで、多様な人材の「育成や確保」に貢献してまいります。

(魅力溢れる圏域の創造)

さらに、「魅力溢れる圏域の創造」にあたっては、観光や防災など広域で共通する課題の解決に向け産学官連携を深めるほか、人流と物流の活発化を促す交通インフラの整備に向けた活動などに注力していきます。

(実行・実践活動)

すべての計画は、実行を伴うことで初めて、価値を持ちます。
2024年度は、これまで以上に「実行・実践」にこだわり、本日公表した事業計画を一つひとつ具体化し、粘り強くやり遂げていくことに一層注力してまいります。
例えば、
・ステーションAiなどの中部圏各地域の拠点と連携を深め、当地に「イノベーションのうねり」を起こす機運の醸成に向けた取り組み
・リカレント・リスキリング教育の推進に向けて企業ニーズと大学の講座をマッチングする試み
・後ほどお話しする、「日本中央回廊」の効果最大化に資する道路ネットワークの整備に向けた要請活動
などを着実に実行してまいります。

(新たなビジョンの策定)

その上で、来年度は2050年頃の社会を見据え、中部圏が目指すべき姿を描いた新たなビジョンを策定するとともに、その実現に向けて中経連が果たすべき役割や、2030年頃を目途とした具体的な取り組みを明確にすることで、当地としての特長や独自性を一層打ち出していきたいと考えております。


<「日本中央回廊」の効果最大化に資する道路ネットワーク整備に向けた報告書>

次に、「日本中央回廊」の効果最大化に資する道路ネットワーク整備に向けた報告書について、お話しいたします。
東海道新幹線などにリニア中央新幹線を加えて誕生する「日本中央回廊」は、わが国が直面する人口減少や東京一極集中、国際競争力低下などの諸課題を乗り越え、力強い経済の再生に向けた道を切り拓く「起爆剤」になると考えています。
三大都市圏を軸とした人やモノの交流増進は、多様なアイデアの化学反応を促し、イノベーション創出による産業競争力の強化をもたらすだけでなく、働き方や暮らし方を変容させ、東京一極集中の是正につなげる千載一遇のチャンスでもあります。
また、日本中央回廊の効果を最大化するためには、ものづくり産業の拠点である当地を南北に走る幹線道路などが、国土の中心を横断するリニアの中間駅と有機的につながることが不可欠です。
当地の港湾や空港、まちが日本中央回廊と連結されることは、地方創生や地域活性化のほか、交通網の多重化による大規模災害からのレジリエンス向上や交通渋滞の緩和をもたらすなど、経済や国民生活にとって大きな意義があると考えています。
中経連としては、本書を通じ、日本中央回廊を軸とした交通ネットワークの早期整備を国などへ働きかけるとともに、現在、進められている「次期中部圏広域地方計画」の策定に参画することで、中部圏の持続的な発展を支える強靭な国土形成の実現に貢献してまいります。

報告書の詳細はこちら

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