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第2回観光委員会(12/13)

観光委員会は、12月13日(水)、第2回会合を開催し、委員長の安藤(隆)副会長をはじめ55名が参加した。

松本高山Big Bridge構想の実現に向けて」をテーマに、環境省 中部山岳国立公園管理事務所 所長の野川裕史氏を迎え、講演いただいた。講演には、関係する自治体にも参加いただき、本構想の実現に向けた理解促進・機運醸成の機会となった。
冒頭、安藤委員長の挨拶では、「最近の観光動向について、観光需要の回復は地域差が大きく、中部圏の回復は遅れている。一方で、名古屋の注目度が上がっているという報道もあり、今後、ジブリパークの新エリア(2024年3月オープン)やアジア競技大会・アジアパラ競技大会(2026年10月開催)などを通じて、世界に向けて中部圏の魅力を発信するチャンスが控えている」と述べた。
続く講演では、野川氏から、国立公園満喫プロジェクトによる中部山岳国立公園のハード整備やソフト開発、プロモーション展開の3つの施策による成果を紹介。さらに、飛騨高山と信州松本を本公園でつなぐ「松本高山Big Bridge構想実現プロジェクト」に込めたビジョンや周遊ルート、現在の取り組み状況などについて説明した。最後に、「現在は、“世界水準のデスティネーション(旅行先)を目指す”という夢の実現に向けて動き出したところである。国立公園の保護と利用の循環をくり返しながら、美しい自然を維持し、観光客が絶えず訪れ、その収益を地域に還元することが大切である」と強調した。
講演後には、地域全体が連携し、本構想を実現へと導いていくことの重要性やゲートウェイとなる名古屋が果たすべき役割について、活発な意見交換が行われた。

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