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第2回エネルギー・環境委員会(11/10)

経済委員会は、11月10日(金)、第2回会合を開催し、委員長の勝野副会長をはじめ39名が参加した(講演会は80名が聴講)。

勝野委員長の挨拶に続き、第一部では事務局から、2023年7月に行った産学連携イベント「第1回カーボンニュートラル共創シンポジウム・プレイベント」や「水素サプライチェーン関連の取り組み」「学校向けカーボンニュートラル出前講義の実施計画」を議題に先進事例などを報告した後、カーボンニュートラルの実現に向けた社会実装の推進に必要な条件などについて、審議ならびに意見交換を行った。続いて、第二部の講演会では、経済産業省産業技術環境局長の畠山陽二郎氏を講師に迎え、「イノベーションの社会実装に向けた課題と取組」と題して講演いただいた。
委員会では、委員から、企業間を含めて地域における産学官連携の必要性や標準化・規格化につながるルール整備、サプライチェーン全体で利益を上げられる仕組みづくりが重要であるなどの意見が提起された。本委員会は、今回出された意見を踏まえて、社会実装に向けた課題を解決する具体策について検討していく。

講演会では、講師の畠山氏より、イノベーションの創出には、研究開発に関する税制の見直しや国際標準の取得が必要であるとの考えが示されたほか、GX分野における需要と供給の好循環を生み出す分野別投資戦略について、丁寧に解説いただいた。

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