中経連は、12月4日(月)に開催した総合政策会議において、物流委員会（委員長：安藤 仁 副会長）が取りまとめた提言書「持続可能な物流の構築に向けて」を承認し発表した。
今後、提言書の内容について、会員企業へ協力を呼びかけるとともに、行政に対して働きかけていく。また、引き続き持続可能な物流の構築に向けた調査・研究に取り組む。

提言書「持続可能な物流の構築に向けて」【PDF】

〇本提言書の基本的な考え方
・中部圏は日本有数の「ものづくり」地域として、日本経済に貢献し続けている。「ものづくり」は、生産・製造分野に着目されることが多いが、随所で円滑な物流に支えられており、「モノが運べない」事態は「ものづくり」に深刻な影響が及ぶこと必至である。それを回避するためには安定かつ継続してモノが運べる「持続可能な物流」の構築が絶対に欠かせない。
・「持続可能な物流」の１日も早い実現に向け、関係者間の議論と活動が前進すること願って中経連物流委員会での議論の結果を本書として取りまとめた。