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フランス外務省 ベシュト貿易担当相の講演会(1/31)

1月31日(火)、中経連はフランス外務省のオリヴィエ・ベシュト ヨーロッパ・外務大臣付 貿易・誘致・在外フランス人担当大臣を迎え、「未来の課題に共に取り組むフランスと日本」と題して講演会を開催し、会員企業ならびに中部圏の行政関係者約50名が参加した。

ベシュト大臣の主な発言は以下のとおり。
・日仏両国が力を合わせて研究開発・投資などに取り組むことが双方のさらなる経済発展につながる。
・フランスはヨーロッパ市場の開拓だけでなく、将来的に成長が期待されるアフリカ市場開拓のハブとしても重要な位置にあり、事業進出先として高いポテンシャルを持っている。
・税率引き下げや労働法制の緩和、行政手続きの簡素化など、企業の進出に向けた構造改革に取り組んでいる。
・不確実性が高まっている今日において、両国の友好・信頼関係を強固にする必要があるが、日本とフランスはすでに強い絆で結ばれている。

続いて、豊田通商(株)の今井副社長が登壇し、フランスの大手商社CFAOを買収し、アフリカ市場を開拓するための本社に位置付けたことを述べた。また、経営大学院(ビジネススクール)HECパリの協力を得て、次世代の経営を担う人材を育成するためのプログラムを社員に提供するなど、フランスを最重要国に位置付けていることを説明した。

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