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広域連携・地域づくり委員会(12/6)

広域連携・地域づくり委員会は、12月6日(火)、会場(名古屋栄ビル)およびオンライン形式で委員会を開催し、委員長の高原副会長をはじめ32名が参加した。

第一部では、中部大学工学部都市建設工学科服部教授を迎え、「名古屋三の丸ルネサンス」と題して講演いただいた。名古屋三の丸地区は堅牢な熱田台地の北端にあり、名古屋城と中心市街地「栄」を結ぶ位置にある。現在は一大官庁街となっているが、平時には賑わいの創出、有事には防災機能の発揮が期待される地区でもある。現在、旧名古屋貯金事務センターの移転を皮切りに、順次建て替えを進める再整備の時期を迎えており、その動向が注目されている。講演では、このような状況を踏まえ、清州越え、本町通や堀川を中心としたまちの南北軸、名古屋三大祭をはじめとする同地区を取り巻く歴史や文化の背景について説明いただいた。その上で、国の重要文化財である県・市庁舎の活用のあり方など官庁街への文化・交流機能の導入、名古屋城と久屋大通をつなぐ賑わいの創出について説明いただいた。最後に、同地区の再整備への期待や実現に向けた活動について紹介いただいた。

第二部では、(公財)中部圏社会経済研究所と連携して進めている「中部圏の地域力向上に関する定量評価」の検討状況として、中部圏と同規模のグローバル経済地域を比較対象に位置付けたベンチマークの状況について紹介した。

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