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「大人の学びなおし デジタル時代の価値観を考えるリベラル・アーツ講座」第1クール終了(1/28~8/18。計10回開催)

ナゴヤ イノベーターズ ガレージ〔運営:(一社)中部圏イノベーション推進機構〕では、「大人の学びなおし デジタル時代の価値観を考えるリベラル・アーツ講座」を1月28日から8月18日まで開講し、悩める現代のビジネスパーソンに向けて、人生100年時代に求められる「背骨」となる価値観を考える機会を提供した(領域:文明、音楽、メディア、歴史、哲学、倫理、宗教、絵画、文学)。

本講座は当初、5月12日までの開催を予定していたが、新型コロナウイルスの感染拡大により3月から中断。その後、5月末からオンラインにて再開した。7月からは感染予防対策を講じた上で通常講演を再開するとともに、来場が難しい方のためにオンラインも継続。予定より3カ月遅れて第1クールを終了した。

最終回は、愛知県立芸術大学教授の倉地比沙支氏を講師に迎え、「『いいかげんさ』と『緻密性』が同居する版画表現」をテーマに開催。
倉地氏は、「版画表現とは何か」について、日本と西洋の版画文化・表現の違いを含め、その成り立ちを解説するとともに、「現代版画がどのように日本や欧米で展開したのか」「現代の若手版画家を中心にどのような発展や可能性を広げているのか」を自身の作品を例にあげながら説明した。
こうした背景を学ぶことで、参加者は「偶然性・良い加減」と「計画性・緻密性」という両極性をあわせ持つ、版画表現が持つ独特の世界観への理解を深めることができた。


最終回の講師を務めていただいた倉地氏

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