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「新委員会体制および平成29年度事業計画について」会長コメント

中経連は、平成29年度から委員会体制を新たにし、スピード感を持って活動を推進してまいります。体制の見直しは5年ぶりとなります。
中部圏を取り巻く情勢は、この5年で大きく変化してまいりました。IoT・ロボット・AI等の技術の進展など、世界情勢の急激な変化により、中部圏における産業競争力の優位性が失われつつあるという危機感を持っています。一方、国内においては、地域の創生、スーパーメガリージョンの形成、そして、それらを支える未来の人材の育成など、当地域は新たな挑戦課題への対応が急務となっております。

こうした中で、中経連活動の「選択と集中」を図り、結果を出すことを目標に、18あった委員会などの組織を、12委員会に集約します。重点分野として「イノベーション委員会」「地域産業活性化委員会」を設置するとともに、「国際委員会」「観光委員会」「人材育成委員会」の機能を強化いたします。

私は、昨年2月、経済委員会にて地域の創生をテーマにした提言「新中部圏の創生」をとりまとめた際、疲弊する地域経済の底上げの必要性を、強く認識いたしました。中部5県を構成する、それぞれの「地域」の活性化、地域経済を支える中堅・中小も含めた底上げの支援は、この時期に中経連会長をお受けしている「私の役目」と感じております。

委員会活動を軸にした事業活動の方針については、委員長を務めていただく副会長の皆様のリーダーシップのもと、各委員会の活動を大いに活性化させたいと考えております。活発に議論を交わし、各委員会の間でしっかりと連携を取り、そこから、経済活性化につながる具体的行動に移したいと考えております。
いずれの委員会もチャレンジングなテーマを掲げておりますが、提言・要望等で「まず声をあげる」こと、実現に向けて「とにかく動く」ことを基本姿勢として、地域に貢献し、ひいては中部圏がわが国の新たな成長を担うリーディング地域となることを目標とし、一歩ずつ着実に活動を進めてまいります。

皆様のご理解・ご支援、中経連活動への積極的なご参加をお願いいたします。

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