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第44回Next30産学フォーラム(5/27)報告

Next30産学フォーラムは、5月27日(月)、第44回目のフォーラムを名古屋栄ビルにて開催し、31名が参加した。今回は、東海学園大学人文学部准教授の武市久美氏による講演、名古屋経済大学経済学部教授の菊池好行氏による講演&ワークショップを行った。

武市氏は、「新しい時代のメディアと子ども」と題して、情報機器の急速な進歩と普及により、電子メディアに溢れる環境が子どもたちの生活に与える影響についてさまざまな事例を紹介。今後新たに登場するメディアを子どもたちから排除するのではなく、大人たちがメディアリテラシーを高め、子どもたちがうまくメディアに順応し、かつ生活に活用できるよう、子どもとメディアの“新しい関係”を考察していく必要があると強調した。

菊池氏は、「ラボラトリって何? ラボを設計してみよう!」と題して、大学における実験室の設計について、過去の図像史料を使いながら、学内におけるさまざまな分野の研究者の出会いや交流の仕掛けを考慮した図面を紹介する等、ラボ(実験室)の歴史を概観。その後のワークショップでは、3~4人のグループに分かれ、講演の中で取り上げた図面を参考に、大学や職場において、業務が進めやすい、あるいは良好な人間関係を作り出す空間としての“ラボ”の設計に取り組んだ。

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  設計したラボのグループ発表の様子

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