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「第24回Next30産学フォーラム」(3/23)報告

3月23()、第24Next30産学フォーラムを開催、33名が参加した。

今回は、名古屋港内の見学会と名古屋市栄での講演会・懇親会をあわせて実施した。

見学会は、国土交通省中部地方整備局と名古屋港管理組合のご厚意により実現したもので、港内全体を把握するために、参加者は船に乗り、各埠頭の特徴やコンテナターミナル、高潮防波堤の嵩上げ完了箇所などを視察した。参加者からは「通常では体験できない船からの視察で、名古屋港の役割が勉強でき、かつ貴重な経験をすることができた」といった声が相次ぐ等、名古屋港の物流・防災機能について理解を深めた。

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講演会では、金城学院大学生活環境学部食環境栄養学科講師の清水彩子氏が、「私たちは、いつもどれくらいの塩を摂取しているの?」をテーマに講演を行った。

清水氏は、日本人は国が定めた塩分摂取量より多く塩分を摂取していることを説明した上で、同じ食品でも栄養成分表示方法によって塩分量が異なることや、塩分摂取量を減らすための調味料の使い方等を紹介した。さらに、食品の購入時に注意を払い、かつ生活習慣を少しずつ改善することにより、循環器疾患をはじめ将来起こり得る様々な病気の予防につながることを紹介した。また、参加者はカップに入った水溶液やビスケットの味比べによる味覚チェックを行い、食品によっては人の味覚だけで塩分濃度が判断しづらいことを体験した。

その後の懇親会では、参加者が講師を囲み減塩調味料などについて意見を交わすなど、より一層の親睦を図った。次回のフォーラムは、5月末に開催する予定である。

 

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