2025.7.24
活動報告
中経連は毎年度、中部5県および名古屋市との間で、それぞれが向き合う課題や施策の方針を共有し、連携を深めるための懇談会を開催している。7月8日(火)に名古屋市との懇談会を開催し、名古屋市からは広沢市長、中田・杉野・松雄副市長をはじめ14名、中経連からは勝野会長、柘植・村瀬・安藤(隆)・大島・林・小川副会長、松尾・北川理事をはじめ15名が参加した。
勝野会長は挨拶の中で、南海トラフ巨大地震など大規模地震の発生を見据え、上下水道の設備更新に係る効率化や事業の広域連携などの取り組みを加速するよう名古屋市に求めた。
広沢市長は、「中部圏は日本の成長を支える重要な地域であり、産業の力を落とさないよう下支えできるよう努めたい。経済界の皆様とともに、圏域のさらなる発展に向けて尽力していきたい」と応じた。
自由懇談では、若い女性に魅力あるまちづくりやインバウンド誘致に資するコンテンツ強化や再開発を含めたエリアの活性化のほか、大学の研究分野と企業が人材に求めるニーズをマッチングさせることや、小・中学生など早い段階から理系人材を育成することの必要性などについて、意見を交わした。