2025.7.24
活動報告
中経連は毎年度、中部5県および名古屋市との間で、それぞれが向き合う課題や施策の方針を共有し、連携を深めるための懇談会を開催している。7月3日(木)に三重県との懇談会を開催し、三重県からは一見知事、服部・野呂副知事をはじめ12名、中経連からは勝野会長、安藤(仁)・杉浦副会長をはじめ10名が参加した。
冒頭挨拶で勝野会長は、「2月に公表した『中部圏ビジョン 2050』や6月に公表した中期活動指針『ACTION 2030』のスタートを切る年として、今年度の事業計画を一つひとつ具体化し、やり遂げていきたい」と強調した。
一見知事は、「三重県は、製造業や農林水産業が発展し、自然豊かで歴史もあり、住みやすい地域ではあるが、課題も山積している。県が抱える課題に対して、中経連の皆様からの意見を賜りながら、活発な議論を行いたい」と呼びかけた。
自由懇談では、半導体産業のさらなる振興を通じた地域活性化のほか、南海トラフ巨大地震の発生を見据えた防災・減災対策の徹底、インバウンド誘客に向けた広域観光の振興、女性活躍に不可欠なジェンダーギャップの解消に資する取り組みなどについて、連携を強化していくことを確認した。