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中経連デジタル技術講演会「産業サイバーセキュリティ2024」(9/30)

中経連は、(一社)中部圏イノベーション推進機構とともに、中経連デジタル技術講演会「産業サイバーセキュリティ2024」を開催し、経営者や企業のセキュリティ担当者を中心に約90名が会場ならびにオンラインで参加した。
第1部では、(独)情報処理推進機構 産業サイバーセキュリティセンター調査分析部サイバーインシデント調査室室長の中山 顕(あきら)氏を迎え、中部圏の企業をはじめ、国内企業が実際に受けたサイバー攻撃の事例を交えながら、セキュリティ対策の方法について説明した。中山氏は「100%のセキュリティ対策は不可能」という前提で、サイバー攻撃を受けた後の対応の重要性を説いた。
第2部では、中山氏をモデレーターに、企業のセキュリティ担当者として活躍する以下の3氏を迎え、「ものづくり産業におけるサイバーセキュリティ対策と国内外のセキュリティ統制の現状」をテーマにトークセッションを行った。国外の関係会社と関わる上での課題や、サプライチェーン全体でのセキュリティ対策について話し合い、全ての企業がサイバーセキュリティに取り組む必要があることを呼びかけた。今後もサイバーセキュリティ分野に加え、先端技術などをテーマに講演会を開催していく。

<登壇者>
・スズキ(株) IT基盤部 サイバーセキュリティ課 主任  五十川 将(いそかわ しょう) 氏
・DMG森精機(株)
ICT本部 情報インフラ・セキュリティ部 情報セキュリティグループ長  堀 勇気 氏
・(株)豊田自動織機ITソリューションズ
ITプラットフォームユニット ITインフラ部
サイバーセキュリティセンター  杉浦 良祐(りょうすけ) 氏

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