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第2回人材育成委員会(2/13)

人材育成委員会は2月13日(月)、会場(名古屋栄ビル)およびオンライン形式にて 第2回委員会を開催し、委員長の神野副会長をはじめ27名が参加した。
人材育成委員会では、「環境変化に適応した教育システムのあり方」をテーマに調査・研究を進めており、3月に報告書を策定・公表する予定である。

第一部では、名古屋大学副総長藤巻朗氏を講師に迎え、「新しい大学教育のあり方の検討」をテーマに、博士人材が目指す将来像やその育成のための施策について紹介いただいた。第二部では、報告書案「産学連携による人材の育成に向けて」の審議を行った。参加した委員からの主な意見は以下のとおり。
・産学間の対話を重視して生の声をぶつけ合うことが日本の未来にとって大変重要である。自ら考え解決できる人材を育成するという点は産業界と大学が同意できる課題である。
・産学で実施している交流の場を充実させ、情報共有や相互理解を進め、ミスマッチを解消する必要がある。
・中部圏には、他地域にない産業集積がある。技術力の高い博士人材が活躍することで技術的な強さを取り戻してほしい。
・大学からの声を受け、企業がどのように展開するかが重要である。企業の経営戦略において人的資本経営の視点が不可欠となっているが、トップダウンと産学連携を両輪で推進する必要がある。
・報告書案の基本方針を基に、中経連が中心となり産学で具体化する方策を議論し、実行段階へ進めてほしい。

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