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第2回国際委員会(11/30)

国際委員会は、11月30日(水)、2022年度の第2回委員会を会場(名古屋栄ビル)およびオンラインにて開催し、委員長の大島副会長をはじめ26名が参加した。

今年度のテーマである「外国籍児童生徒向け日本語教育/学習支援体制づくり」の活動状況について報告した。
本活動は、中経連・愛知県経営者協会・愛知県・愛知県国際交流協会が、愛知県のNPOなどが運営する外国人の児童生徒を対象にした日本語教室を支援する取り組みである。具体的には、日本語教室運営者の高齢化・固定化や人材不足が課題となる中、児童への日本語学習指導」「会計、広報などの教室運営」「教室となる会場確保」など、教室のニーズにあった支援をすべく、地域の教室と企業をつなぐボランティア参加プログラムを、2022年11月より開始した。
来年度は参加する地域・教室・企業を広げていくとともに大学との連携を推進し、学生ボランティアの募集や教授など有識者の知見を活用した教育・指導ノウハウを提供するなど、量と質の両面における支援について検討していくことを説明した。

委員からは、プログラムに参加した感想の他、「ボランティアベースでは限界があり、持続可能なシステムをいかに構築するかが肝要」「この地域で外国人への支援を行っている企業や事例を紹介することで、他の企業の社会貢献意欲を触発できるのではないか」など、活発な意見交換が行われた。今後、委員会で出た意見も踏まえて、引き続き活動に取り組んでいく。

委員会終了後は、全会員を対象とした国際情勢に関するグローバルセミナーを開催した。今回は、三菱UFJモルガン・スタンレー証券(株)のチーフエコノミスト李智雄氏を講師に迎え、「米中覇権争いの行方と今後の世界経済の動向」と題して講演いただいた。
(講演録は、機関誌「中経連」3・4月号にて掲載予定)

 

 

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