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水野会長「経済4団体による年頭記者会見」あいさつ要旨(1/7)

1月7日(金)、中経連は、名古屋商工会議所、中部経済同友会、愛知県経営者協会とともに、新年恒例の経済4団体代表者による記者会見を行った。水野会長のあいさつ要旨は以下の通り。

【経済4団体代表記者会見 水野会長あいさつ要旨】
足もとでは、またしても新たな変異株が拡大しつつあり懸念されます。重症化率が少ないとの報道もありますが、我々としても感染拡大防止策をしっかりと行いながら、今年こそはコロナ禍を克服し、社会経済の新たな成長がスタートする年になることを心より願っております。
中経連は、昨年、2025年までの「中期活動指針『ACTION 2025』」を策定し、3つの「創造」を活動の柱に掲げました。コロナ禍で傷んだ経済を回復させるという活動もベースにありますが、指針2年目となる本年は、特に地域創生に重点を定め、3つの「創造」に基づく活動を、産学官・地域間の連携により推進し、“つなぎ”  “引き出し”  “伸ばす” ことで、中部圏の地域力の向上を目指す1年としたいと考えております。

《付加価値の創造》
次世代モビリティの産業形成や、カーボンニュートラル実現に向けた取り組みなど、高い付加価値を生み出す産業が成長し続ける中部圏を目指し活動を推進していきます。
また、本年7月に、ナゴヤ イノベーターズ ガレージの拡張を図り、イノベーション・スタートアップを目指す若者たちが学びあい、刺激しあう「たまり場」を創出するとともに、プログラムを拡充する計画であります。 

《人財の創造》
多様な働き方や雇用システムのあり方に関する調査・研究、外国人材の就職や日本語教育を後押しする活動、地域のデジタルを学ぶプログラムを一括して紹介する「中部圏デジタルのすすめ」の充実などによるデジタルスキル底上げに資する活動等、多様な能力を発揮できる人材の育成などを推進していきます。

《魅力溢れる圏域の創造》
中部圏の実力の定量的な評価や、女性の視点による魅力の発掘・発信などにより、地域の活力アップにつなげたいと思います。また、昨年12月には中部国際空港第二滑走路将来構想がまとまりましたが、経済界としても、実現に向けて需要造成活動などに取り組んでまいります。
さらに、東海環状自動車道西回り区間の全線開通によりつながる西濃と北勢の連携の推進や、東京一極集中の是正に向け、各地の魅力と活力のある地域づくりを支援していきます。

《最後に》
本年も「力を結集し、突破する中経連」をキーワードに全力で取り組んでまいります。引き続き、ご支援・ご協力をお願いいたします。

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