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駐日米国臨時代理大使・在名古屋米国首席領事との懇談会(11/4)

11月4日(木)、在日米国大使館のレイモンド・グリーン臨時代理大使ならびに在名古屋米国領事館のマシュー・センザー首席領事が中経連を訪れ、水野会長、中経連会員2名、スタートアップ企業代表者2名と意見交換を行った。

【スタートアップに関する主な発言内容】
・スタートアップは中部圏でも気運が高まっているが、依然として東京に集中している。国の支援もあり、地域分散を狙いたい。
・米国では起業に成功するまで失敗事例が多くあるが、日本では失敗すると信用を失い、次の起業への大きな壁となっている。
・中部圏で起業が醸成しないのは、リスクを取ってまで、起業する必要性を感じないからではないか。チャレンジ精神を養う環境づくりが重要。
・スタートアップには、海外へ目を向けることも大事。言葉の壁はあるが、米国のスタートアップ事情を肌で感じることは良い経験となる。

【ダイバーシティ・女性活躍に関する主な発言内容】
・企業によっては、リモートワークの導入によりワークライフバランスが実現している。新しい働き方が認められれば、女性をはじめ多様な人々の活躍の場が増すことに期待できる。
・アンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)が多様な人材の活躍を制限している。従来の意識を見直し、誰もが働きやすい環境をつくり出せれば、地域に人が集まり、活性化につながる。
・大使館・領事館で留学支援をしているが、近年、日本から米国に留学する人が減少している。海外で刺激を受け、視野の広い人材として活躍してほしい。

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