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在名古屋米国首席領事が表敬訪問(8/19)

8月19日(木)、今年7月に着任した在名古屋米国領事館のマシュー・センザー首席領事が中経連を訪れ、水野会長以下幹部と懇談した。主な発言は以下のとおり。

【センザー首席領事】
・世界的なものづくり企業が集積する中部圏は、米国経済にとって大変重要な地域と認識している。米国には多くの中経連会員企業が進出しており、重要なパートナーと考えている。また、新型コロナウイルスによる影響がある中、中部経済が一早く回復していることにも注目している。
・カーボンニュートラルやサイバーセキュリティに関する中部企業の取り組みについて意見交換を行いたいと思っている。中経連の活動においては、「中部の魅力を語る なでしこの会」によるダイバーシティ推進活動に特に注目している。
・ポストコロナの取り組みとしては、中部圏を経済活動や住む場所として在日米国人に選んでもらえるよう、魅力を発信するとともに、双方の交流を一層活性化させたい。

【水野会長】
・中部経済は自動車や工作機械の輸出を中心に回復傾向にあるが、航空関連産業が未だ厳しい状況にあり、回復には数年かかると予測している。
・カーボンニュートラルについては、目標とする削減値や期限のハードルの高さから、すぐにも行動を起こす必要がある。欧米が先行する太陽光や風力発電については、地形や気候の違いから日本に適さない場合が多いなど、課題を多数抱えており、さまざまな英知を結集して対応していかなければならない。サイバーセキュリティは、すでに多くの企業が重要課題と捉え整備を行っているが、変化の激しい分野であることから、今後意見交換を行っていきたい。
・ダイバーシティの推進には、女性だけでなく、若者や外国人の視点も重要なので、領事館の意見を是非うかがいたい。
・米国経済と中部経済は多くの先人の努力によって密接かつ良好な関係にある。引き続き米国領事館と緊密な連携を重ねることで、より深い関係を丁寧に築いていきたい。

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