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「ファインセラミックスセンター見学会」を開催(7/29)

中経連では、昨年度に引き続き「研究開発力、イノベーションの強化」のため、企業活動支援として会員の方々に大学や公設試験場、研究所での取り組みについて紹介する活動を実施している。今回は、本年5月に創立30周年を迎えた(財)ファインセラミックスセンター(JFCC)の見学会を729()に開催し、会員40が参加した。

 

JFCCは、中部の財界、産業界、自治体の協力により、ファインセラミックスに関する研究、試験、評価を行う公益法人として1985年に設立された。現在は、「材料技術研究所」と「ナノ構造研究所」の2つの研究所を連携させ、新しい材料開発に向け世界トップレベルの研究開発を進めている。

 

はじめに、吉田JFCC専務理事から「様々な方に当センターを知ってもらい有効に活用していただきたい」との挨拶があり、概要説明後、各研究設備の見学会を実施した。最先端の電子顕微鏡をはじめ、住宅用超断熱材や人工股関節など様々な分野の研究設備についてデモンストレーションを交えながら、研究内容の紹介を受けた。見学会後の参加者とJFCC職員との交流会では、服部JFCC理事長が「今後も独創性と変革を追い求め、産業界に幅広く貢献していきたい」との挨拶があった。

 

アンケートでは、参加者の90%から「満足・ほぼ満足」の評価、また「研究テーマを交えての説明で非常に分かり易かった」、「以前にも増して、施設の充実と研究内容のレベルが上がっていると感じた」などの回答が得られた。今後もアンケートの意見・要望を取り入れながら、大学、公設試験場や研究所の取り組みを紹介していく。

 

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