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第1回経済委員会(10/7)報告

経済委員会は10月7日(月)、2019年度1回目の委員会を開催、委員長の水野副会長をはじめ50名が参加した。

冒頭、水野委員長は、「平成が幕を閉じ、新時代令和がはじまった。平成時代を振り返ると日本経済は絶頂から一転して低迷に変じた。令和時代の経済が活性化し、繁栄するためには、平成期の反省と教訓の把握が必要である。従って、今年度は【令和新時代に求められる経済政策】をテーマとする政策提言を中部経済界から発信したい」と発言した。

次に、中村専門委員長((株)三菱UFJ銀行経営企画部経済調査室上席調査役)および事務局より検討の進め方について説明を行い、審議に移った。委員からは、「経済規模だけでなく、幸福度を高める施策を考える必要がある」「皆で考える問題。若者が活躍できる社会を実現できるよう提言して欲しい」など、意見が活発に出され、その後原案が了承された。

続いて、早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センター顧問、一橋大学名誉教授の野口悠紀雄氏を講師に迎え、「平成経済の反省と新時代令和に向けて」と題して講演いただいた。

野口氏は、平成時代に日本の国際的地位が継続的に低下した背景や、新時代における中国経済の急成長がもたらす脅威などを分かりやすく説明した。

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