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愛知県との懇談会(5/30)報告

中経連は5月30日(木)、愛知県との懇談会を開催し、愛知県からは大村知事、森岡・松井副知事をはじめ15名、中経連からは豊田会長、中村(捷)・水野・中村(昭)副会長をはじめ12名が参加した。

豊田会長は、冒頭の挨拶で、「中小企業の事業存続性の向上、中部圏の持続的発展に必要なイノベーション、中部圏の将来ビジョン、南海トラフ地震などによる経済活動への影響の最小化など、中経連の重点事業に対して愛知県と課題認識を共有し、連携を進めていきたい」と述べた。また、「リニア中央新幹線の開業までに中部国際空港二本目滑走路の整備を間に合わせるため、大村知事には引き続きリーダーシップを発揮していただきたい」と要請した。

大村知事は、「自動車産業をはじめとする産業の活性化、イノベーションに必要なスタートアップに対する支援、総合的な交通インフラの整備、中部国際空港二本目滑走路の実現のために必要な航空需要拡大などを推進していくためにも、中経連と連携を図り、全力で取り組んでいきたい」と発言した。

自由懇談では、役割分担による効率性・生産性向上の観点から県境を越えた広域的な取り組みの必要性を述べるとともに、広域での取り組みを推進する協議会の設立への参画、当地域が弱いオープンイノベーションの推進などを中経連から要請した。

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