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地域産業活性化委員会および静岡地域会員懇談会(5/8)報告

5月8日(水)、地域産業活性化委員会および静岡地域会員懇談会を静岡市内にて開催、豊田会長、中西副会長、中村副会長、水野副会長をはじめ28名が参加した。
委員会では、伝統工芸や地域の抱える課題を議題に、会員懇談会では、中経連の委員会活動や2019年度事業計画などを議題に意見交換を行った。
参加者からの主な発言は以下のとおり。 

 

・食や技術の分野で海外からの評価が高まっており伝統工芸も関心を持たれているが、それを上手く伝えるには日本人自身がよく理解する必要がある。

・地域の中小建設業は被災時の復旧機能としての役割がある。防災・減災の観点からも事業の存続は課題。

・建設業にとって働き方改革は大きな問題。作業員は日給月給のため、稼働日が減ると即収入減となり抵抗がある。全業種一律ではなく、業種ごとの柔軟な対応が必要。

・中小企業の事業承継の問題点は技術やノウハウが消失してしまうこと。

・働き方改革のための手段はさまざまあるが、どれが有効に機能しているか事例が知りたい。

・大学には最先端の研究だけでなく、人材育成や地域活性化等、地域貢献も求められている。中経連が開設するイノベーション拠点にも協力していきたい。

・イノベーションを起こすための場が静岡にもほしい。中経連が名古屋に開設する拠点を楽しみにしている。

・ITを活用した生産性向上のためには、経営トップの理解が重要であるため、トップに対する教育も必要。

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