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第2回産業・技術委員会(10/22)報告

産業・技術委員会は10月22日(月)、2018年度の第2回委員会を開催し、委員長の佐々木副会長をはじめ68名が参加した。
はじめに、中部圏の基幹産業である「次世代自動車」と「航空宇宙」について活動報告を実施した。

次世代自動車では、9月30日から神戸コンベンションセンターで開催された国際電気自動車シンポジウム・展示会「EVS31」における各国・各社のEV開発の基本スタンスが、「パワートレインのベストミックス」「燃料製造時からCO2排出に配慮したWell-to-Wheel重視」など、ほぼ一致することを報告。あわせて、オールジャパンで全個体電池の実用化に取り組む研究プロジェクト「SOLiD-EV」の視察概要を報告した。

航空宇宙では、ジェット機市場は今後20年で在場機が2倍となる拡大基調にあること、ボーイング・エアバスのサプライチェーン戦略変更で新規参入のチャンスがあることから、本委員会として、航空宇宙産業の拡大に向けた方向性および方策の調査・検討を進めることを説明。その活動の進め方について委員より了承を得た。

続いて、三菱重工航空エンジン(株)取締役社長の島内克幸氏を講師に迎え、「民間航空エンジンの産業の現状と動向」と題してご講演いただいた。島内氏は、航空エンジン産業の特性・技術動向、飛行安全を支える仕組み、自社が取り組む事業について説明した。

本委員会では今後も両業界の動向を的確に捉え、時宜を得た提言などにつなげていく。

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