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「第14回中部コーディネータ研究フォーラム」(10/10)報告

中経連は、10月10日(水)、「第14回中部コーディネータ研究フォーラム」を開催し、中部5県のよろず支援拠点コーディネータ、支援機関・大学のコーディネータ、中堅・中小企業支援に関する有識者・研究者など13名が参加した。

今回は、(株)SYSホールディングス代表取締役会長兼社長の鈴木裕紀氏から、「業界・地域・社会貢献の実践を、企業成長に繋げる」と題してご講演いただいた。同社は、1991年に(株)エスワイシステムとして名古屋で創業、その後着実に成長を重ね、今では持株会社、国内子会社7社、海外子会社1社の計9社のグループとなり、2017年には東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場を果たしている。

鈴木氏は自身の信条に基づく独特な経営スタイルとして、①「仕事を通じて社会に貢献する」という企業理念を全従業員が共有し、笑顔を絶やさず仕事をしている、②M&Aでグループ化した会社に人を送り込まず、もともとの風土文化を尊重している、③新卒採用は未経験者だけである、④中高生までも対象にインターンシップを行っている、⑤子どもが小学校を卒業するまで時短を認めるなど、女性が働きやすい制度を導入していること、などを紹介した。
また、中部圏の中小ソフトウエア企業の発展のため中部アイティ協同組合を設立するなど、積極的な対外活動についても紹介し、講演の後は活発に質疑が行われた。

次回は1月に開催する予定である。

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