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「第9回中部コーディネータ研究フォーラム」(5/31)報告

中経連は5月31()、「第9回中部コーディネータ研究フォーラム」を開催し、中部5県のよろず支援拠点コーディネータ、支援機関・大学のコーディネータ、中堅・中小企業支援に関する有識者・研究者など19名が参加した。

本フォーラムは、中部圏各地で中堅・中小企業支援をしているコーディネータのネットワーク強化と企業支援力の一層の向上をねらい2015年3月に設立したものである。

今回は、法政大学大学院政策創造研究科教授の坂本光司氏から、「経営者・経営幹部の手帳50」と題してご講演いただいた。坂本氏は、これまで8,000社以上の企業を実際に訪問し見聞きしたことを踏まえて「いい会社」を研究されており、『日本でいちばん大切にしたい会社』など多くの著書を上梓、「人を大切にする経営学会」を主宰されている。企業経営の目的・使命は「業績・勝ち負け」ではなく「企業に関わる全ての人々を幸せにすること」である、という基本的な考え方を示し、「いい経営」を実践している企業の実例も交え、企業経営者の心構えについて解説された。

参加者からは、「今支援している企業へのアドバイスに役立ちそう」「経営者と社員・家族の絆の話を聞いて胸が熱くなった」「どうすれば人を大切にする会社になれるのか、その方法をもっと聞いてみたい」などのコメントを多数いただいた。

次回は8月に開催する予定である。

 

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            坂本光司氏によるご講演

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