2026.8.24
活動報告
中経連は毎年度、中部5県および名古屋市との間で、それぞれが向き合う課題や施策の方針を共有し、連携を深めるための懇談会を開催している。概要は以下の通り。
■開催日:7月31日(金)
■開催地:三重県津市
■出席者:
【三重県】一見知事、野呂・後田副知事をはじめ12名
【中経連】勝野会長、柘植・安藤(仁)・杉浦副会長をはじめ11名
冒頭挨拶で勝野会長は、半導体産業の振興に向けた双方の取り組みが中部圏の産業競争力強化につながることへの期待を示すとともに、魅力あるスタートアップ・エコシステムの形成に向け、今後も広域での産学官金の連携強化に注力していく考えを述べた。
一見知事は、三重県に集積する半導体産業について、広域連携を推進しながら、高市内閣が地方創生政策として掲げる地域未来戦略に基づく産業クラスターの形成に取り組む考えを示したほか、人口減少への対応には交流人口の拡大が重要であるとし、インバウンド誘客をはじめとする観光振興に一層力を注いでいくと強調した。

意見交換では、「観光振興」「工業用水道の老朽化対策」「リニア中央新幹線の早期全線開業」「外国人材の受入環境整備」「理系人材の育成」など、多岐にわたるテーマで活発な議論が行われた。また、2027年4月の施行に向け、三重県で検討が進められている全国初の罰則規定を伴う「カスタマーハラスメント防止条例」について、中経連側からは、従業員を守るための重要な取り組みであり、働きやすい職場環境の整備を通じて若者の県内定着にも資する施策であるとの評価が示された。 