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岐阜・西濃地域交流会(12/23)

中経連は、中部圏各地域における会員の声を事業活動に反映させるとともに、会員間の交流を促進させること目的に、「岐阜・西濃地域交流会」を大垣市内で初開催し、会員企業ならびに事務局役員22名が参加した。自由懇談では、人手不足をはじめとする地域や業界の実情や西濃地域の将来展望などについて意見交換を行った。中経連では、今後も各地域で同様の交流会を順次開催していく。

<参加者からの意見>
・西濃地域は濃尾平野の最西部に位置し、愛知県だけでなく関西方面へも人材が流出しやすい立地にあるため、人口減少が顕著になっている。水資源や歴史、農業など、都市部にはない環境的な強みを生かした新たな産業や文化の創出がなければ、人が外へ出ていくのは自然な流れと考える。
・少子高齢化や人口減少、人手不足は不可避であり、この流れを前提とした新たな視点が必要である。女性や外国人の活躍に加え、シニアが生きがいを持って活躍できる取り組みが必要である。
・大垣市内で開催する女性向けの創業に関するセミナーの参加応募者数が例年の約2倍に増加するなど、人口流出が進む一方で、若い女性による創業の動きも見られる。
・一律の総労働時間の上限規制は外国人材の収入減につながり、職業としての魅力を損なう。結果として日本が就労先として選ばれなくなる懸念がある。
・データサイエンスを学んだ専門人材が学んだ内容を就職先で生かすことができず、現場配属を理由に退職してしまう例がある。社内に専門部門を設置するなど、高度人材が能力を発揮し続けられる構造的な対応が求められている。
・首都圏への人口流出が進むにつれて、預金も地域金融機関から首都圏のメガバンクに流れるなど、一極集中が加速する。人口と合わせて地方の個人資産も流出している点は大きな課題である。
・東海環状自動車道の開通による広域交通網の整備が進む一方で、高齢者や外国人など交通弱者にとっての利便性が十分とは言えない。養老鉄道など地域鉄道の活性化も課題である。
・岐阜は地震による津波被害は比較的少ないと考えられるが、液状化や河川氾濫による水害、老朽化への対策を進めないと地域の空洞化が進む。
・交流人口の増加に向けては、西濃を含め岐阜県を東西に貫く中山道をテーマとするイベントなどを今後行っていきたい。その際には中経連にも協力をお願いしたい。

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