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第3回経済委員会/第3回産業・技術委員会(11/18)

・開催日 11月18日(火)
・参加者 経済委員長の高原副会長、産業・技術委員長の宮崎副会長をはじめ40名(講演会は138名が聴講)
第1部の委員会では、高原委員長の挨拶に続き、DXとGXによる製造業のスマート化を起点に、産業の進化と多様化に向けた道筋について、アンケート一部結果を含めてご報告した。
第2部の講演会では、きづきアーキテクト(株)の取締役会長である長島氏より、「人中心の産業DX」と題して、AIやロボットの進化が進む中、働き甲斐や人的資本の重要性、現場の自律性をどう高めるかといった視点から、日本のものづくりに根差した「人中心のDX」の可能性についてご示唆いただいた。
意見交換では、委員から「AIやクラウドの活用を前提とした情報管理のルール整備が必要」「社会課題解決型のビジネスは、利益の追求以外の価値創出という逆説的なマインドセットが必要であるが、社内の営業人材がそれを意識しているかは疑問」「製造業のスマート化により検収のスピードが向上する中、検収後の資金回収サイクルも短期化していくべき」といった声が聞かれた。
最後に、宮崎委員長からは、「DXやGXについて議論をすると、手段と目的が逆転してしまうため、本来何がしたいのか立ち止まって考える必要がある。小さいところから始めることは大事だが、何かを始めるときには、一歩先の目線・レベル感を意識して取り組まないと、連携する際に支障が出る。それぞれの取り組みレベルを考えるときに、どういった目線を持つべきかを今後は議論していきたい」との発言があった。

高原経済委員長

宮崎産業・技術委員長

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