2025.11.28
活動報告
中経連は、第10回「中部の魅力を語る なでしこの会」を開催し、同会メンバーおよび勝野会長、事務局役員など23名が参加した。今回は、「若者や女性が中部圏に定着・回帰するための魅力向上」をテーマに、2025年9月に開催した大学生とのワークショップの報告を踏まえ、若者や女性に選ばれる「ものづくり企業」の姿について意見交換したほか、2026年3月に開催予定のイベントに向けて議論した。
<参加者からの意見>
・「安定・安心」は中部の強みであることから、産学官がしっかりと連携し、中部の未来を感じられるような情報発信をしていくべき。
・イベントなどに、「ザ・ものづくり企業の社長」のような人物を招き、「女性に活躍してもらうための環境を用意している」ことについて、心の底から熱く語ってもらいたい。
・ものづくり企業で活躍する30~40代の女性の話を聞ける機会があると、学生にインパクトを与えられると思う。
・ものづくり企業が敬遠されていると見られがちだが、大学生とのワークショップにおいて就職を拒む人はいなかった。ものづくり企業でも、IT・情報系人材を採用していることをアピールすれば、印象が変わるのではないか。
・学生から「企業が実際に何の仕事をしているのか分からない」という意見があった。綺麗なオフィスや福利厚生、ワーク・ライフ・バランスのPRに力を入れている企業が多いが、具体的な業務内容に関するPRが不十分。しっかりとPRしなければ入社後に認識の相違が生じる懸念がある。
