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情報発信

「大学生×中部の魅力を語る なでしこの会」ワークショップ(9/9)

中経連は、「中部が若者にとって魅力ある地域になるためには」をテーマに、大学生と「中部の魅力を語る なでしこの会(以下、なでしこの会)」によるワークショップを開催した。初開催となった今回は当地域在住の大学生13名、なでしこの会メンバー10名、中経連事務局2名の計25名が参加した。ワークショップでは、2つのグループに分かれ、次の3つのテーマ
1.中部での就職を「希望する」または「迷っている」理由
2.「就職」やその先の「理想の働き方・暮らし方」を踏まえて、中部に何があれば若者が集まるのか
3.中部の魅力を高めるために、企業・教育機関・自治体に求めること
について議論し、意見発表を行った。大学生からの意見やアイデアは、今後の情報発信やイベントなどの活動につなげていきたい。

◆意見発表での主な発言◆
<テーマ1>
中部での就職を「希望する」または「迷っている」理由
【希望する】
・交通インフラが充実しており、成長要素が高い。
・実家から通勤することによって、安定した生活基盤を築きたい。
・人とのつながりが深い。
・ワーク・ライフ・バランスが実現できそう。
など
【迷っている】
・希望する職種が首都圏の方が多い。
・メーカーやものづくり企業が多いため、文系の求人が少ない。
・親の価値観や考え方の影響を受けている。
・首都圏に集中する本社でまずは経験値を上げ、成長したい。
など

<テーマ2>
「就職」やその先の「理想の働き方・暮らし方」を踏まえて、中部に何があれば若者が集まるのか

・人の温かさやつながりの深さを生かす。
・大学と企業が連携したインターンシップの導入。
・自然も豊かで観光にも行きやすいといった立地の良さをアピールすべき。
・本社オフィスが古いところが多い。もっと綺麗なオフィスにすべき。
・夏フェスなどのイベントやエンターテインメントを充実させる。
・(ワーク・ライフ・バランスを念頭に置いた)多様性を受け入れる土壌づくり。
・キャリアアップに関する支援の拡充。
など

<テーマ3>
中部の魅力を高めるために、企業・教育機関・自治体に求めること

・子育てや介護サービスの拡充。
・ITやプログラミング関係のインターンシップ先を増やす。
・若者が中部で働き・暮らすイメージがしやすい情報発信。
・東京に寄せすぎない、まちづくりの推進。
・産学官が三位一体となった連携が必要。
例えば、中学生・高校生の段階から、「どのように生きたいのか」「どのような仕事をしたいのか」「どのような業種が中部にあるのか」を企業と自治体が連携して取りまとめ、教育現場へ展開する。
・中部の魅力・経済・産業に対する広報・情報発信・キャリア教育が不足しているため、インターネットだけではなく、社員による生の声に触れられる機会をつくる。
など

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