2025.9.30
広域連携・地域づくりに資する活動 / 活動報告
中経連は毎年度、中部5県および名古屋市との間で、それぞれが向き合う課題や施策の方針を共有し、連携を深めるための懇談会を開催している。8月25日(月)に静岡県との懇談会を開催し、静岡県からは鈴木知事、塚本・平木副知事をはじめ9名、中経連からは勝野会長、柘植・中田・神野・柴田副会長をはじめ10名が参加した。
冒頭挨拶で勝野会長は、今年6月、静岡県が内閣府第2期グローバル拠点都市コンソーシアム(Central Japan Startup Ecosystem Consortium※)に加わったことに対して、「中部圏全体にイノベーションのうねりを起こす新たな一歩になる」と期待を寄せた。
鈴木知事は、スタートアップ施策について、「浜松市長時代から注力してきた経験を生かし、県全体に波及させ、盛り上げていきたい」と意気込みを語った。
自由懇談では、リニア中央新幹線静岡工区に係る対話の進展や上下水道の老朽化対策などのインフラ整備、外国人材を地域生活者として定着させる取り組み、食文化や観光の振興に向けて、広域的な視点を取り入れることの重要性などについて、意見を交わした。
※2022年に設立。スタートアップ・エコシステムの形成に向け、中経連、名古屋大学、愛知県、名古屋市、浜松市をはじめ企業団体・大学などで組成。2025年6月より静岡県、岐阜県、三重県が参画。