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国際委員会主催「グローバルセミナー」(5/26)

・開催日:5月26日(月)
・参加者:会員登録者をはじめとする70名(オンライン参加含む)

シュディ・ゾルタン氏

国際委員会は、「ヨーロッパ市場への入り口としての中央ヨーロッパの魅力 ~ハンガリー、ポーランドへの進出に関する基礎知識を中心に~」をテーマにグローバルセミナーを開催した。講師には、元駐日ハンガリー大使のシュディ・ゾルタン氏を迎え、ハンガリーやポーランドなどの中央・東ヨーロッパ諸国の概要やEUにおける政治的な位置づけ、日本企業のビジネスチャンスについて講演いただいた。
続いて、(株)三菱UFJ銀行トランザクションバンキング部調査役の曽山裕貴氏からは「中東欧における日系進出企業の主な産業と事例」と題し、中東欧諸国における日系企業の進出状況や魅力について説明いただいた。
進出企業である、日本ガイシ(株)エンバイロンメント事業本部AC製造統括部長の石居武之氏からは、同社のポーランド生産拠点であるNGK Ceramics Polska Sp.z o.o.について、安価な人件費や整備された交通網のほか、ポーランド人の仕事に対する強い責任感とチームワークを尊重する気質について触れ、日本企業との相性の良さが紹介された。
また、(株)デンソーのハンガリー生産拠点であるDenso Manufacturing Hungary Ltd.に出向しているVice President山本卓馬氏からは、ハンガリー進出の利点として、オペレーションコスト(企業が日常的な業務運営を行うために必要な費用)が西欧に比べて低いほか、ハンガリー人は勤勉かつ教育水準が高く、日本文化への理解も深いなど、ポーランド同様に日本企業との相性の良さが強調された。

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