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在大阪オランダ総領事 表敬訪問(11/18)

11月18日(金)、在大阪オランダ総領事館のマーク・カウパース総領事およびオランダ企業庁でエネルギー・イノベーション・アドバイザーを務めるスタン・ファン・デン・ブルック氏らが中経連を訪れ、水野会長と懇談した。主な発言は以下のとおり。 

マーク・カウパース総領事
世界が脱炭素化に向かう今、化石燃料から再生可能エネルギーへの転換が大きな潮流になっている。オランダでは、洋上風力・水素・太陽光とともに、帯水層に蓄えられた地下水を熱源として利用する「帯水層蓄熱システム」の普及に取り組んでいる。日本の持つ優れた技術とコラボレーションすることで、世界的な再生可能エネルギーの普及に貢献したいと考えている。

 スタン・ファン・デン・ブルック氏
帯水層蓄熱システムのメリットは、自然の帯水層をそのまま活かしながら大容量の熱交換を可能としていることである。オランダでは実証実験を含め3,000件以上の実績があり、ぜひ視察に来ていただきたい。

水野会長
2019年に産業を支える物流とインフラに関する視察を目的としてオランダを訪問した際、その先進性に大いに刺激を受けたことを覚えている。
日本では水質や地盤に関する規制が厳しく、帯水層蓄熱システムの導入は進んでいないが、幾つかの実証実験が行われており、それが実を結べば普及に向けた取り組みも加速することが見込まれる。今後も再生可能エネルギー普及に向けた貴国のさまざまな活動に期待している。

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