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西日本経済協議会第63回総会および九州視察団の派遣

10月20日(水)、中部および北陸、関西、中国、四国、九州の6経済連合会で構成する西日本経済協議会 は、第63回総会を熊本市内にて開催。6経済連合会の会長をはじめ約170名が出席し、中経連からは水野会長をはじめ24名が出席した。
本総会の開催にあわせて、10月19日(火)~21日(木)の3日間、中経連は、水野会長をはじめ総勢20名の九州視察団を派遣。熊本県や福岡県で特色ある取り組みを推進する、防災・減災関連施設、イノベーション関連施設を視察した。

西日本経済協議会第63回総会
統一テーマ「未来を拓く強靱で活力溢れる地域の創生~西日本から変革を~」

はじめに、各経済連合会からの発言において、水野会長が中経連を代表し、「地域力の持続的向上に向けて」 をテーマに意見を発表した。水野会長は、国土強靱化への取り組み、産学官の広域連携によるデジタル化の推進、イノベーションの活発化、中部国際空港第二滑走路の実現など、中経連の活動を紹介するとともに、西日本の各経済団体が一層連携を深めていくことの重要性を訴えた。
その後、「喫緊の新型コロナウイルス感染拡大防止対策」「強靱で活力溢れる地域の創生に向けて」の2項目からなる決議が満場一致で採択された。

九州視察団の派遣

<熊本県>
2016年の熊本地震により甚大な被害を受けた旧東海大学阿蘇キャンパスと大規模な斜面 崩落が発生した数鹿流(すがる)崩れを視察。熊本を襲った地震の爪痕やその後の復興への軌跡を自分達の目で確かめることで、防災・ 減災に関わる活動の重要性を改めて認識した。
また、熊本市内では、バスターミナルに付随した複合商業施設「サクラマチクマモト」を視察。プロジェクトを担当した(株)日建設計の杉山氏から施設の概要説明を受け、駅や地域周辺がどのように生まれ変わり活性化しているのか理解を深めた。


旧東海大学阿蘇キャンパス


サクラマチクマモト

<福岡県>
福岡市中心部のまちづくり計画 「天神ビッグバンエリア」について、市の担当者から説明を受けた。 日本を代表する都市の魅力をさらに開花させるプロジェクトの概要や進捗状況について、開発現場の視察を交えながら理解を深めた。
また、福岡市内にあるスタートアップ支援施設「Fukuoka Growth Next」を視察。スタートアップの成長支援や新規事業の創出に向け、さまざまなプログラムを提供する中で顕在化した課題などを把握することができた。

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