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第9回中部地域懇話会(11/27)

中経連および国土交通省中部地方整備局は、11月27日(金)、第9回中部地域懇話会を名古屋市内にて開催し、水野会長、堀田局長をはじめ23名が参加した。
本懇話会は、中部圏の持続的発展に向けた地域づくり、社会資本整備に関する具体的な課題や施策などの意見交換を目的に毎年開催しているものである。

【水野会長 開会挨拶 要旨】
コロナ禍により東京一極集中の課題が浮き彫りとなった。東京に集中する中央政府の機能や企業の本社、流入を続ける人口などへの対策についてギアアップして取り組む必要がある。
物流の効率化は、ものづくり拠点である中部圏の国際競争力を維持・強化し、引き続き日本経済を牽引していくために必要不可欠である。
コロナ禍でセントレアの利用は落ち込んだが、災害時の国際拠点空港におけるリダンダンシー確保の観点や、滑走路の経年劣化への対応などから二本目滑走路の整備による機能強化・強靱化の必要性は変わりない。

【堀田局長 開会挨拶 要旨】
中部地方整備局はインフラ整備を通じて、地域と地域、人と人、将来への期待など、さまざまなことを “つなぐ”ことが重要なミッションであり、地域間の触媒となるべく、若手を中心に「つなぐプロジェクト」をスタートさせている。
物流の効率化にはハードに加えソフトの整備も欠かせない。この10年のデジタル技術の進展により、情報のデジタル化が容易となった。さまざまな関係者が持っている情報を一元化し、事業者に提供する取り組みも行っている。中経連が立ち上げる物流懇談会に積極的に参加し、我々の取り組みの説明を行いたい。
コロナ禍により停滞した経済を回す観点から、直轄事業などの公共工事でしっかりと支えていきたい。

両団体トップからの挨拶の後、防災・減災の取り組み、東京一極集中是正の取り組み、物流効率化など、双方の取り組み紹介を行うとともに活発な意見交換を行った。

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