2017年10月アーカイブ

産業・技術委員会は、1020()、平成29年度1回目の委員会を開催、委員長の佐々木副会長をはじめ53名が参加した。

本委員会は、中部圏の基幹産業である「航空宇宙」「次世代自動車」「ヘルスケア」の各産業に関わる調査・研究および提言・要請をミッションとしている。

今回は、ヘルスケア分野より「ロボット・ICTを活用した次世代型介護の導入促進のために」と題する調査報告書の説明を行った。報告書のポイントとして、①ロボット・ICT導入のための社会システム整備、②現場ニーズに合ったロボット・ICTの開発と普及、③「いま」と「これから」の介護を支える人材の確保および雇用のあり方について指摘した。委員からは、「今後の具体的な進め方の重要性」「介護ロボットに対する安全規制」「通信システムの活用」などの意見が出された。また、航空宇宙および次世代自動車分野の取り組みを含めた全体活動の概要と今後の進め方についても説明を行った。

その後、国の最新政策を共有するため、経済産業省審議官の中石斉孝氏より「『我が国経済の再生に向けた成長戦略と構造改革の加速化について』~未来投資戦略2017・新産業構造ビジョンと中部への期待~」と題するご講演をいただいた。

今後は、ヘルスケア調査報告書の関係機関への展開を進めるとともに、MRJ事業はじめとする航空宇宙関係の取り組み支援や、大きく変化しつつある次世代自動車の展開戦略・動向について調査研究を行っていく。

人材育成委員会は1016日(月)、平成29年度2回目の委員会を開催、委員長の中村副会長をはじめ34名が参加した。

今回は、提言書「中部圏の未来を支える人材の育成」の最終案について審議を行った。

冒頭、中村委員長の挨拶に続き、事務局から、前回の委員会で出された意見を反映するとともに、さらなる調査に基づいて取りまとめた最終案を説明した。

その後審議に移り、委員からは、「国内外から優秀な人材を集めるためには中部圏の魅力の発信強化が重要」「社会で活躍するためには自ら考え行動することが必要」「提言の実現に向けてスピード感をもってリアリティのある施策を打ち出すべき」等の意見が出された。

今後、今回の委員会で出された意見を踏まえた上で修正案を取りまとめ、12月度の正・副会長会および総合政策会議に上程することとした。

1012()、地域産業活性化委員会および長野地域会員懇談会を長野市内にて開催、豊田会長、山浦副会長、碓井副会長をはじめ17名が参加した

 

山浦共同委員長の下、三重、静岡に次いで3地域目として開催した。

参加された地域会員より提議された課題の概要は以下のとおり。

 

・大局的に見据えた上での、日本・地域の将来構造の検討、県内では大学公立化を始めとした事後を見据えたプロジェクトの推進

・信州大学が進めているメディカルエンジニアリング・医工連携のさらなる強化

・山岳観光等、ポテンシャルを生かした長野の認知度向上

・観光地の多くに残っている携帯電話の不感地帯の解消等、通信インフラ整備

・観光・商業施設の営業時間の見直し等、若者等にもっと地域にお金を落としてもらえる取り組みの検討

・外国人のニーズにあった観光戦略の推進

・観光振興における地元の魅力を再認識・発掘するための地元の人による歴史・文化への理解浸透

・北陸新幹線開通によって実証された広域での地域振興を見据えた高規格道路の早期整備

・北陸新幹線の輸送力増強による観光・ビジネス面での交流の活性化

・大型物流拠点の誘致に必要な交通ネットワークの整備

・中京圏との結びつきを深めるための交通アクセスの強化

・他社との連携による商品受注を実現するための企業間ネットワーク構築の必要性

・地域経済の活性化に向けた行政との安定的な関係構築の必要性

・初等中等教育の強化、および高校で取り入れている、地域を知り郷土愛を育む「信州学」に加え、将来の地域について考える「信州未来学」の導入

・電気・電子に携わる新人技術者の大学生・専門学校生時代から必要な基礎知識を実装化する公共教育機関の整備

・特に深刻な技能職・技術職人材の確保、地域に根差し元気な高齢者の活用、女性の活躍推進等による人手不足への対応

 

引き続き開催した会員懇談会では、三重、静岡の両地域に続き、税制、イノベーション、人材育成の各委員会の活動状況を事務局から報告し、中経連の今後の活動について課題提起や意見交換を行った。

社会基盤委員会は10月2日()、平成29年度1回目の委員会を開催、委員長の柘植副会長をはじめ45名が参加した。

今回は、昨年4月に公表した「中部圏交通ネットワークビジョン」について、その後の開通状況や完成年限の公表などの整備状況を報告するとともに、昨年度末より、新たに国土交通省中部地方整備局と中経連で開催している「中部のインフラに関する意見交換会」の議論内容を委員に報告し、意見を交わした。

今回報告した意見交換会の内容は、静岡・三遠南信地域が中心で、三河港をはじめとした三遠南信地域のポテンシャルの高さの再確認や、中部横断自動車道の整備とあわせた清水港へのさらなる期待などが示された。

委員からは、「物流や観光促進のためにはさらなるインフラ整備が不可欠であり、そのためにはIoTやAIをいっそう活用すべき」「既存インフラのリニューアルに対する重要性、さらには整備されたイン フラをよりPRし、利用してもらうことも大切」などの声があがった。また、「意見交換会の実施は、中部地方整備局に対して経済界のインフラ整備への期待や要望を直接理解してもらう場として有意義である。今後実施される各地域の意見交換会において、活発に意見交換を行うことで、インフラの一層の早期整備につながることを期待する」との発言があった。

国際委員会は9月26()、平成29年度2回目の委員会を開催、委員長の大島副会長をはじめ 41名が参加した。冒頭、大島委員長は、「英国をはじめ欧州には中部圏から多くの企業が進出しており、欧州の政治経済情勢が世界経済および日本経済に与える影響は非常に大きい。そこで、今回の委員会では "Brexit"をテーマに講演会を開催する。議論の内容がわかりにくい Brexit交渉を中心に、広く欧州全体の政治経済の見通しについて理解を深めていただきたい。また、本委員会では今後も世界各国・地域の最新情報の入手を目的に、連続して講演会を開催していく」と挨拶した。

続いて、事務局より8月に中経連全会員を対象に行った「国際委員会アンケート」の回答について、中間報告を行った。講演会に続く、本委員会の2本目の活動の柱に関し、「グローバル人材」「海外からの投資先としての中部地域の魅力向上」「地域産品等の海外輸出・販路拡大」など、いくつかアンケートの回答を紹介した。

次に、住友商事グローバルリサーチ()経済部長チーフエコノミストの本間隆行氏を講師に迎え、「Brexit交渉と欧州政治経済見通し」をテーマにご講演いただいた(機関誌「中経連」12月号に講演要旨を掲載予定)。講演後は参加者から多くの質問が出され、活発な議論が交わされた。

10月2日()、地域産業活性化委員会および静岡域会員懇談会を、静岡市内にて開催、豊田会長、中西副会長、中田副会長をはじめ22名が参加した。概要は以下のとおり。

 

地域産業活性化委員会は、地域を支える産業の振興に関する活動の推進を目的に、今年度新たに設置した委員会である。活動領域を機能で整理した他の委員会を縦軸とすると、本委員会は地域を対象としたいわば横軸の役割を担う。また、地域に直結した課題をテーマとすることから、長野、岐阜、静岡、三重にそれぞれ共同委員長を配置し、各地域で開催する。

今回は、中西共同委員長の下、三重に次いで2地域目として開催した。参加された地域会員より提議された課題の概要は以下のとおり。

 

・土木・建築等の専門人材の県内育成

・企業の魅力向上(就業条件の改善等)と学生を呼び込むためのPR活動

・女性の雇用環境の整備(保育所の整備、女性が使いやすい衛生施設)

・ファルマバレープロジェクトを核としたさらなる集積の拡大(県東部にない医学部の設立・誘致等)

・人手不足への対応(機械化・省力化推進、シニア・外国人労働者などの多様な労働力の活用、女性の役職登用と環境条件の整備等)

・首都圏等の大学からの一部学部誘致

・静岡県の魅力や特色等についてのPR活動・マーケティング戦略の強化

・企業の立地メリットの拡充による活性化と好循環の創出(補助金や税制優遇等)

・産業や豊富な資源を生かした観光振興、観光を中心としたサービス産業の生産性の向上

・郷土の偉人研究や教育等を通じた郷土愛の醸成

・相続放棄等による地籍明確化の遅れへの対応

 

引き続き開催した会員懇談会では、税制、イノベーション、人材育成の各委員会の活動状況を事務局から報告し、中経連の今後の活動について課題提起や意見交換を行った。

機関誌「中経連」10月号を本会WEBサイトに掲載しました。

本会の活動報告等とともに、下記の特集記事を掲載しております。

 

・特集:がんばるChubu 観光地域づくり編

<浜松市>

日本そして世界に誇る「出世の街 浜松」をつくりだす

 

・特集:中部だより

信州SAKEカントリーツーリズム

~多彩な味が魅力の長野の地酒~

 

http://www.chukeiren.or.jp/magazine/

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