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「中部圏イノベーション促進プログラム」第4回講演会(12/12)報告

中経連は、12月12日(水)、「中部圏イノベーション促進プログラム」第4回講演会を名古屋市内にて開催し、約100名が参加した。本講演会は、情報提供プログラムとして継続的に開催しているものである。

今回は、SAPジャパン(株)代表取締役社長の福田譲氏を講師に迎え、「デジタル変革時代の歩き方~あなたの業界のDisruptor(ディスラプター:業界を根底から変える破壊的イノベーター)はどこからやってくる?」と題してご講演をいただいた。講演のポイントは以下のとおり。

ITに関しては、今までの常識が常識でなくなって出来ることが増えてきている。IoTの時代は不特定多数の人たちとリアルタイムにつながり続けることができる。

「アディダス」の「miadidas」は、世界に一足のオリジナルシューズをeコマースのみで販売する事業。店でモノを売るのはやめて、足形を取る。後はアプリでお客様とつながっていく事業。同じスポーツアパレルの「アンダーアーマー」は、ヘルスケア企業になろうとコンシューマーと直接つながる戦略を取っている。ランニングアプリ等が無料ダウンロードでき、そこから得られたデータをベースに2億5,000万人に対して個人向けの情報を提供している。同じスポーツアパレルでも IT を使って全く違うビジネスモデルを展開している。

今、あらゆるイノベーションがつながりはじめ、いろいろなものを組み合わせて、今までとは違ったビジネスモデルやお客様との付き合い方をつくり出すことが出来るようになってきた。SAPはそれを推進するためにデザイン思考(Design Thinking)を積極的に行っている。誰と一緒にどんなことをやっていくと競合他社を出し抜けるか、どうやってお隣の業界に参入していこうか、行けるのか。新規事業は個別にやるものでもない。課題意識のある多様な会社が集結し新規事業を検討する「TechLab」をオープンさせた。

最後に、「紹介したような取り組みを通じて、ディスラプトされる側ではなく、ディスラプトする側にいかに回るか。これが地域の明暗を分けるのではないかと感じている」と締めくくった。

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