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名古屋大学ナショナルイノベーションコンプレックス見学会を開催(10/23)

産学連携懇談会は、1023()、名古屋大学ナショナルイノベーションコンプレックス(NIC)見学会を開催し、車両性能実証装置、高精度ドライビング・シミュレーターやNIC建物を見学するとともに、名古屋大学センターオブイノベーション(COI)拠点活動や産学官連携に関する欧州の最新事例についての講演を聴講し、産学連携活動に関する理解を深めた。

 

産学連携懇談会では、「中部圏における異分野融合のあり方」についての調査・研究を実施している。今回、産学官連携によるアンダーワンルーフのコンセプトに基づく融合研究領域での共同研究・開発を具体的に体感する機会として、本見学会を開催した。

 

名古屋大学未来社会創造機構名古屋COI拠点産学連携リーダー特任教授の原口哲之理氏から「高齢者が元気になるモビリティ社会」をめざす名古屋COI拠点の概要説明の後、サステナブル基盤グループから「生活の活発化支援のためのスマートチェア」、知能化モビリティグループから「一般道自動運転知能・運転支援」、人間・加齢特性グループから「高齢者の機能低下を補完する支援手法開発のための人間特性研究」に関する研究成果の紹介を受けた。

 

次いで、NIC建物の設計者から研究者同士の交流を促す設計工夫等に関する説明を受けながら建物内を視察し、産学連携研究開発の推進と地域の方とのビジョン共有の場としての役割を確認した。

その後、車両性能実証試験室の見学に続き、世界初の高精度ドライビング・シミュレーターを稼働し、まさにバーチャルリアリティ空間の中に居るかのような没入感の体験と人間特性の研究や人間-自動車系システムの開発に向けた活用事例の解説を受け、最先端研究についての理解を深めた。

 

最後のセクションでは、名古屋大学招聘教員(Nitto Europe NV)の柳井正史氏による「オープン・イノベーションキャンパス構想~欧州産官学連携~」と題した講演を聴講した。オープン・イノベーションキャンパスは、拠点内に共用の設備や機関を有し、さらに大学の博士・修士コースと企業のリサーチ部門の融合により学術と産業の融合を図ることが特徴で、産業の活性化と経済の発展のスピードを加速させるオランダ発の新しい産学官連携モデルであるとの紹介があった。

 

アンケートでは、「最新技術の進捗状況が認識できた」「NICを十分に見学でき、今後の産学官連携活動の参考にしたい」「欧州オープンイノベーション構想をさらに学びたい」などの意見があり、参加者全員から「満足・ほぼ満足」の評価を得た。本懇談会では、今後も「中部圏の異分野融合のあり方」に関連した先行事例の紹介や講演会の開催により、調査・研究を継続していく。

 

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