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社会基盤委員会が現地視察会(道路)を開催

社会基盤委員会(委員長:山田佳臣副会長)は、6月7日、道路整備の現状を実際の現場を見て理解を深めるため、中部地方整備局および中日本高速道路㈱の協力のもと、現地視察会を実施した。
高速道路整備の現状として新東名高速道路・豊田東ジャンクション(JCT)を、一般道整備の現状として豊田西・南バイパスを、道路地下の有効活用として名古屋環状2号線地下・東南部共同溝を視察した。移動時間を有効に活用して、バス車内で視察箇所の概要について事前に説明を行ったうえで実際に視察に臨んだ。

≪新東名高速道路≫
新東名高速道路については、静岡県下(御殿場JCT~三ケ日JCT)162kmの一斉開通から一年経過後の効果について説明があり、渋滞回数が約9割減少、人身事故件数が約3割減少するなど安全・安定性が格段に増大するとともに、沿線の観光地や高速道路商業施設の入込客が増加するなどの波及効果も大きいことなどが紹介された。
その後、豊田東JCT・巴川橋梁の上部工に上り、工事所長から「波形鋼板ウェブ」と「リブ付き床版」と呼ばれる新しい技術・工法により工事コストや工期を短縮する工夫がされていることなどの説明を受けた。
新東名高速道路の愛知県下(浜松いなさJCT~豊田東JCT)については、平成26年度末の開通予定で鋭意工事が進められている。

≪豊田西・南バイパス≫
現在の国道155号線は、道幅が狭く豊田市の中心市街地を通過しているため交通渋滞が多発している。このような状況を解消するため、中心市街地を迂回させる豊田南バイパス(BP)、および豊田南BPとの平面交差部における立体化工事を進めている豊田西BPを概観した。今年度は豊田南BPの一部区間延伸、豊田西BPの立体化が完了する予定である。

≪名古屋環状2号線地下・東南部共同溝≫
名古屋環状2号線地下・東南部共同溝では、地下8階まで降りて、電気、通信、水道、ガスなどのライフラインをまとめて道路の地下に埋設するための設備構築現場を視察。シールドマシンで掘削を行っている工事状況等について説明を受けた。共同溝の整備により、道路の掘り返し工事を減少させ、災害時における被害を最小限に抑えられる効果が得られる。

半日にわたり熱心に現場を視察いただいた帰途の車内で、参加者による意見交換会を行い、参加者の多くから「日頃なかなか目にすることができない現場を視察でき大変有意義であった」との声をいただくとともに、「民家等が密集する中部においては道路整備のための用地買収のご苦労が多いのではないか」と実務を慮る声や、「新東名高速道路が愛知県下でつながることによる整備効果は計り知れないものがある。一日も早い開通が望まれる」「新東名・新名神の開通効果を三重県下にも十分に及ぼすために、新名神高速道路や東海環状自動車道の一日も早い整備をお願いする」との要望の声など、様々な声をいただいた。

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